離れて暮らす親に終活の話を切り出すコツ

今週からお盆休みに入られる方も多いようですね。

夏休みやお盆に、ご実家に帰省される方も多いと思います。

普段から親子のコミュニケーションが密な方も、そうでない方も、終活の話を切り出すのはなかなか勇気がいるのではないでしょうか?

誰でも、いきなり子供から終活の話を持ち出されて気分のいい人はいません。

ですが、終活を気にしていない人もいないでしょう。

今回は、終活の話を切り出すコツをお話したいと思います。

1.身近な人や有名人の終活の話をする

終活をしていなかったので大変な思いをした、または終活をしていたから充実した時間が送れたと聞いたなど、終活のメリットや終活をしていなかった場合のデメリットを話す。

最近では、終活をテーマにした映画やドラマ、書籍も多く出てきました。

「○○を観たよ」「○○を読んだよ」など、とっつきやすそうな話題から入っていくのもいいですね。

2.万が一の事態となったときに、親をサポートしたいので、親の意向を汲みながら一緒に備えたいと伝える。

「親の意向を大切にしたい」と伝えることで、子供が心配をしている気持ちが伝わりやすくなる場合がある。

ただし、あくまでも、「心から心配している」という気持ちを伝えてくださいね。

3.自身も終活を始めた旨を話す。

自身がやってみて感じたことや気づきを親に話すことで、「一緒にやってみようかな」という気持ちになりやすいです。

4.一緒に断捨離する

昔話をしながら、懐かしいものや処分しにくいものを一緒にお別れしましょう。

「ただ捨てる」というのは、なかなか難しいものです。思い出が詰まっているものなら尚更です。

処分するものを写真に収めるのも一区切りつけやすいです。

何事もそうですが、一気にことを進めようとするのは大変です。

帰省などで親御さんに会う機会があるならば、

取り組みやすいものから試してみませんか?