〜知って得する「終活入門」全10回 第2回:「争族」を防ぐ!遺言書とエンディングノートの使い分け〜

第2回:「争族」を防ぐ!遺言書とエンディングノートの使い分け

「うちは財産が多くないから大丈夫」「家族仲がいいから大丈夫」という考えこそが、実はトラブルの火種になります。

円満な継承には、「遺言書」と「エンディングノート」の賢い使い分けが欠かせません。

エンディングノートは、財産の概要以外にも、介護になったときに自身がどうされたいのか、葬儀の希望やペットのこと、家族への感謝などを自由に綴ることができます。

法的な拘束力はありませんが、「想いを伝える」大切な役割を担います。

一方、遺言書は財産の分け方を法的に決定する強力な書類です。

特に「相続人同士が疎遠」「特定の人に多く残したい」といった場合は作成が必須です。

FPがお勧めするのは、遺言書で法的に整理し、エンディングノートで「なぜその分け方にしたのか」という背景を自分の言葉で書き添える併用法です。

ご自身の想いを伝えることが家族の納得感を高め、相続が「争い」になるリスクを最小限に抑えてくれます。

✅ 今週のFPチェックリスト

  • 文具店などでエンディングノートを一冊手に取ってみましょう。今は、各自治体でも配布やホームページからのダウンロードもできます。
  • パラパラと中身を眺めるだけで、整理すべき項目が直感的に分かります。